ルアーロッドというと2ピースモデルが一般的でした。
しかしここ最近は各メーカーから優秀なパック(モバイル)ロッドが登場しています。
パックロッドは仕舞寸が抑えられるため、2ピースロッドと比べると圧倒的に送料が安いです。
メルカリ便で抑えられる事の楽さときたら!
という訳で、最初から売る事を前提に考えている人には、パックロッドは主要な選択肢の一つです。
送料が安い分だけ利益が出るし、送料が安い分だけ売りやすい。
使い方がマッチする人ならこの上なく便利なロッドになります。
パックロッドはこんな人にお勧め!
万人にお勧めするものではないものの、以下3パターンに当てはまるなら大活躍間違いなし!
- 磯歩きをする人
- 遠征をする人
- 自転車やバイクで釣り場に向かう人
- 売る事を前提にロッドを購入する人
パックロッドはこんな人には向かない!
- 堤防で釣りをする人
- ロッドの携帯性よりも性能に拘る人
パックロッドのデメリット
さて、パックロッドが向かない人について書きました。
では何がデメリットになるのか、見ていきましょう。
- 準備、片付けが2ピースと比べて手間
- 同レングスの2ピースロッドよりも少し重い
- キレイに曲がらず負荷をかけにくい。
準備、片付けが2ピースと比べて手間
私は6ピースのロッドを所持しておりますが、やはり準備・片付けは2ピースよりも時間がかかります。
とは言え、準備に1分、片付けに数十秒だけ余分にかかるぐらい。
デメリットという程ではないけど、堤防オンリーの人がわざわざ購入するのはもったいない。
同レングスの2ピースロッドよりも少し重い、キレイに曲がらず負荷をかけにくい。
これらのデメリットはロッドのジョイント部が多い事によります。
継数以外同一の仕様じゃないと正確な比較はできないです。
しかしここ最近のロッドにしては、パックロッドは若干重いです。
50g重くなるか?というと、そこまではいかないかな。
ロッドのジャンルによりますが、大体10g~30gぐらいってとこですね。
あとはキレイに曲がらない、という事について。
大物をかけて曲げていった時に「あ、これ以上曲げるとヤバイかも!」と思う事があると思います。
1ピースや2ピースロッドと比べると、やはりこの限界が近くなります。
要は、1・2ピースロッドと比べてパワーが無いという事。
ただしあくまで1・2ピースロッドと比較しての話なので、すべてのパックロッドがパワー不足!なんて書いてるわけではありません!
中にはショアジギング用のモバイルロッドなど、パワー物群のものもあります。
コルトスナイパーXR MBとかゴツイですからね。
パックロッドのメリット
ではパックロッドのメリットはどうでしょうか。
仕舞寸が短いために、以下の恩恵があります。
- ものによってはリュックに収納可能。
- 岩場で歩くときに両手が空く。
- ものによっては機内持ち込み可能。
- メルカリなどのフリマサイトで売る際、送料を抑えられる。
ものによってはリュックに収納可能。岩場で歩くときに両手が空く。
モノによってはリュックに収納可能であるため、自転車やバイクでも持ち運べるし、岩場で両手が使えます。
車を買えない学生にとっては非常にありがたいロッドです。
また、岩場で両手が空くのは本当に楽。そして安全!磯歩きする方なら分かるはず!
ものによっては機内持ち込み可能。
あと、機内持ち込みできれば、遠征時の荷物を極力減らすことができます。
手荷物にできないと預ける事になるのですが、そこで雑に扱われる事も…。
こういうのを避けれるのは、まあまあ大きなメリットと言えます。
メルカリなどのフリマサイトで売る際、送料を抑えられる。
当ブログは「メルカリ×釣り」ジャンルのblogですので、これを最も強調しておきます!
例えばショアジギング用のロッドなどでは、仕舞寸だけで160cmを超えるものがあります。
それを段ボールなどに梱包すると、180サイズに収まるか否かといったところ。
一応らくらくメルカリ便は200サイズまで対応していますが、それでも160サイズ以上の送料は高めです。
サイズごとの送料はメルカリHPを参照。
※2023年8月に200サイズまで対応開始したとの事。それまでは160サイズまででした。
それがパックロッドの場合、100サイズ以下で収まる場合がほとんど!
100サイズでも1050円なので、160サイズ(1700円)~とは送料がだいぶ違います。
200サイズだと2500円ですからね!
このように送料が抑えられるため、購入者負担にせよ出品者負担にせよ、負担額が小さいために売りやすくなります。
特に売る側の場合、らくらくメルカリ便にできなければ売る事を諦めていた人は多いと思われます。
ラクマの送料一覧はこちら(ラクマHP)。
ヤフーフリマの送料一覧はこちら(ヤフーフリマHP)。
メルカリとヤフーフリマは送料が同じぐらいですが、ラクマだけ少し高め。
パックロッドを売る際のポイント
- 気前よく送料は「出品者負担」が吉。
- ピースごとの継ぎ目を全て写真で見せてあげる。
気前よく送料は「出品者負担」が吉。
上記のとおり送料が抑えられるため、送料を出品者側で負担するのが良いでしょう。
購入者負担にしている場合、なんとなく「ロッドは送料が高い」と思い込んでいる人を逃してしまう事に繋がります。
出品者で負担したところで、パックロッドであれば1000円程度しか変わりませんからね。
急いでいなければ購入者負担でも良いでしょうが、売るのに時間がかかる可能性は承知しておくべきでしょう。
送料は値下げ交渉の材料にされやすいので、購入者負担にしておくと高確率で値下げ交渉がくるでしょう。
ピースごとの継ぎ目を全て写真で見せてあげる。
ロッドの継ぎ目は破損しやすい部位の代表と言っても過言ではありません。
そのため、購入者を安心させるためにも極力継ぎ目部分を見せてあげるようにしましょう。
また、掲載するならすべてのピースです。
一部のピースだけ載せていないと、そこだけクラック等の不具合があるのではないかと思われてしまいます。
中古品の購入を躊躇している方の多くは「もしかしたらジャンクかも」と不安を抱えているはずですからね。
パックロッドを買う際のポイント
- 購入者負担の場合、交渉して出品者負担にしてもらう。
- ピースごとの継ぎ目にクラックが無いか確認する。
これは「パックロッドを売る際のポイント」の裏返しです。
パックロッドであれば送料が安いため、購入者負担→出品者負担への変更を受け入れてもらいやすいでしょう。
また、ロッドの継ぎ目は破損(多くの場合クラック)しやすいため、全ピース確認しておくようにしましょう。
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