現在、メルカリは日本で最も大きなフリマサイトになっています。
なんと月間利用者数は2000万人を超えており、その規模の大きさが分かりますね。
ただしそれだけ巨大なフリマサイトだと、色んな人がロッドを出品する事になります。
残念な事に、その中には「破損無し」と謳いつつ壊れているロッドも混じっている事でしょう。
今回、メルカリでロッドの購入を検討している方に、ロッド購入時に確認すべき事を解説します。
しっかり写真で確認、気になる事があればコメントもする事です!!
メルカリでロッドを買う事のメリットは安く買える事
メルカリでロッドを買う最も大きいメリットは、相場よりも安く入手できる事です。
大手通販サイトやヤフオク、釣具店実店舗との比較など、詳細はこちらの記事にまとめています。
だたし良い所ばかりだけではなく、デメリットも存在します。
メルカリでロッドを買う事のデメリットは不良品リスク
メルカリは利用者数が多い事もあり、マナー違反をする方が多少なりとも存在します。
例えば商品ページに「未使用に近い」と書いているのに、実際には使用感満載の品が届くなど。
使える状態ならまだマシで、中にはほぼジャンク品が届けられる事もあるそうです。
(私はまだその経験はないですが。)
ただしロッドに関しては、実物の写真を確認する事で不良品のリスクを大幅に減らすことが可能です。
何故なら、ロッドの不具合は目に見える部分が多いからです。
では、実物の写真で何を確認するべきでしょうか?
ロッドの実物写真でここを確認しよう!
全体の写真で折れてないか確認
ロッド全体が映っていない出品は要注意。
意図的に映していない可能性があるので、極力全体像が分かる写真を確認するようにしましょう。
無ければ、コメントで伝えましょう。
全体像を見れば、少なくとも折れているか否かはわかるはずです。
※ひび割れ(クラック)は別です。クラックについては割れやすい部分を重点的に確認する事。
継ぎ目のクラック有無を確認
という事で割れやすい部分はロッドの継ぎ目部分です。
差し込みが不十分だった場合や、キャスト時に負荷をかけすぎると割れる事があります。
私も過去二度ほど、継ぎ目部分にクラックを入れたことがあります…。
ガイドの錆具合を確認
釣行後のロッド洗浄が不十分だと、ガイド(フレーム部分)がどんどん錆びてしまいます。
注意深く見て根元の僅かな錆びが分かるぐらいなら使用に影響は無いです。
しかし見てすぐに分かるレベルで錆びていると、キャスト時などに強度不足でガイドが破損する事も。
このパターンも私は経験ありです。
ガイドはそんなに高いモノではないにせよ、店で修理を依頼すれば2千円~ぐらいはかかるでしょう。
ちなみに私の場合はチタンガイドが破損したため、3千円以上かかった記憶があります。
見てわかるガイドのクラックが無いか確認
一番分かりにくいのがガイドのクラックです。
一見何も問題が無いように見えても、ガイドのクラックにより高切れが連発する事があります。
正直、写真じゃなく実物で見てもヒビが分からない場合が多いです。
ただし写真ですらヒビが分かるレベルのものは、避けるか、値下げ交渉の材料にする事。
ガイド交換にかかる費用が2~3千円ぐらいだと思うので、交渉するならそれぐらいの額。
グリップの剥がれ具合を確認
これはオフショア用のロッドで特に気を付ける必要があります。
グリップ部の剥がれは、ロッドホルダーとの接触によるものが多いからです。
実際、私のオフショア用ロッドにも少し剥がれている部分があります。
ショア用のロッドでも、ロッドホルダーを多用する方や、ルアーのフックを引っ掛ける方のものはグリップが傷んでいる可能性があります。
使用に影響があるレベルのものは稀ですが、うまくやれば値下げ交渉の材料になるかもしれません。
不具合箇所についての質問後に値下げ交渉を!
これはちょっとした値下げのテクニックです。
実物写真で不具合がある事を確認したら、その状態について尋ねてみる事です。
出品者側からしたら、あまり触れられたくない部分のはずです。
「まずい…このままだと売れないかも」
と思わせればこちらの勝ちです!!
出品者の反応次第ではあるものの、
「安ければ状態が悪くても買うけど、値下げ可能か?」という事を聞いてみましょう。
ツワモノじゃなければコロっと値下げ交渉に応じてくれるでしょう。
まとめ
という事で、ロッドを買う時は以下5点に注意しましょう。
また、場合によってはそれを値下げ交渉の材料にするのも安く買うコツです。
- 全体の写真で折れていないか確認
- 継ぎ目のクラック有無を確認
- ガイドの錆具合を確認
- 見てわかるガイドのクラックが無いか確認
- グリップの剥がれ具合を確認
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