メルカリでロッドを探していて「未記入保証書あり」と書いてあるロッドを見たことは無いでしょうか。
この未記入保証書、基本的には無効です。
さもプラスイメージになるかのように「未記入保証書あり」と堂々と書いてある場合がありますが、これはむしろマイナス面である事を知っておきましょう。
今回は、未記入保証書付きのロッドをメルカリで購入しようとしている方に向けた記事です。
いつ、どこで購入したかが分からない保証書は無効!
ロッドには保証期間が付いており、その保証期間内であれば免責額で修理可能というものがほとんど。
そのためロッドの保証書に購入日が書いていなければ、保証期間内であるか否かがわかりません。
またセットで購入した店の名前も必要になります。
その店にロッドを卸したか否か、メーカー側が確認するためです。
いつ、どこの店で購入したかが明確じゃないと保証書は使えない、という事。
有効な保証書が欲しいなら実物写真で確認を!
これは他の記事でも書いてある事ですが、メルカリでロッドを買う際は実物の写真をしっかりと確認しましょう。
さらに有効な保証書が欲しいのであれば、以下2点を確認すべきです。
- 1年以内の購入日が記入されている事。
- 店名が手書きではなく印鑑で押されている事。
ロッドの大半は「購入から1年」の保証期間だと思います。中には例外もありますが…。
そのため、保証書に記載されている購入日が1年以内のものを選ぶようにしましょう。
あと店名は手書きではなく印鑑によるものが良いです。
手書きだと誰でも書けてしまうため、無効になってしまう可能性があります。
日付部分は手書きが普通ですけどね。
有効な保証書でできる事。1回目・1カ所のみ免責額で修理可能。
ロッドの保証書で免責額での修理を受けるのは、基本的に1回のみ・1か所のみです。
そのためガイドの破損など、比較的低価格で修理できるものは実費修理が良いです。
折れた時のためにとっておくのが一番!
折らない事が最も重要!保証書はオマケ程度に考えよう。
さて、メルカリで未記入保証書付きのロッドを「有効」と思って買おうとしていた方。
ここまで読んで、未記入保証書は意味が無い事が分かったかと思います。
ただし、そのロッド購入をやめましょう!と言っている訳ではありません。
結局のところ、折らなければ保証書の有無なんて関係ないからです。
ロッドを折ってしまう典型的なパターンは以下4点。
- 車のドアを閉める時に挟んでしまう。
- 移動中に転んでロッドをぶつけてしまう。
- MAX表記以上のルアーを投げてしまう。
- 無理に魚をぶり上げてしまう。
普通に使っていれば、滅多に折れません。
なので有効な保証書じゃないから買わない!と思うのではなく、その分を値切る材料にしてしまいましょう。
少しでも安く買い、折れないように扱えば良いのです。
そもそも、釣具屋実店舗で買うロッドは基本的に保証書無しのノンクレームノンリターンですから…
運が良ければ有効な保証書がある分、メルカリで中古を買うのも十分にアリという事です。
コメント