メルカリは今ではヤフオクと並ぶ巨大なフリーマーケットの場となりました。
そんなメルカリで釣り具を買おうと思う人は多いのではないでしょうか。
オークション形式で値段が上がっていくヤフオクと違い、メルカリは価格の上限がハッキリしています。
むしろ値下げ交渉する事で相場よりも安く買う事さえ可能です。
ただし状態の悪い中古品を掴まされそうで不安…という方、多いのではないでしょうか。
そこで当サイトでは、それぞれの釣り具について中古で買う際の注意点、メルカリで買う際のポイントを詳しく解説していきます。
メルカリで買う時に確認するポイント
ロッドやリールなど、モノによって気を付けるべきことが異なります。
そのため、ここでは全般的に言える事を書いておきます。
メルカリでモノを購入する際、基本的に以下を確認しておくようにしましょう。
- 相場
- 商品の状態
- 値下げについて
- クーポンの有無
では、詳しく解説します。
相場について
釣り具の新品は、基本的には大手通販サイト(Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング)が安いです。
特にポイント込みであれば楽天市場かヤフーショッピングは非常にお得。
(最近はAmazonもポイントの還元率が高くなりつつあります)
こうした大手通販サイトでどれぐらいの額で売られているかを確認するのが第一です。
ここで確認した額が、メルカリで売られているものが高いか安いかの基準となります。
新品であっても大手通販サイトより安く買いたいのがメルカリです。
商品の状態について
出品者の評価
出品者の評価が高いほど信頼性が高いと言えます。
メルカリでは極力星5つの人が無難でしょう。
低くても4.5ぐらいの人に留めておくほうが良いです。
ただしこれはあくまで目安です。
これまでの出品数が多い人は、どうしても悪い評価を受けてしまう事があるからです。
リールの巻き心地などは感覚的要素が大きく、自分では問題無いと思っていても、人によってはそう思わない事があります。
そういったことから、釣り具関係のものを取り扱っている出品者は、出品数が多くなると悪い評価を少なからず受けてしまう事があります。
ただ、幸いにも私は悪い評価を受けた事はありません。
新品か否か
メルカリでは、中古だけではなく思いのほか新品も存在します。
新品があるのは、大きく分けると以下のパターンに分類できます。
倫理的には転売品を避けたいですが、未使用である事の信ぴょう性が高いのは転売品です。
- 買ったけど使う予定が無くなった
- セールなどで安く大量に売られていた
- 並行輸入品
1にある「買ったけど使う予定が無くなった」というのは、少ないですが確かにあり得ます。
ただし本当に未使用か否かは出品者の言葉を信じるしかありません。
2、3に関しては、転売目的で出品されたものです。
転売目的であるがために、未使用である事の信ぴょう性は1よりも高いです。
同じものがいくつも出品されていれば、その可能性は高くなります。
特にAmazonや楽天、または大手釣具店の大セール後はその傾向が高い印象があります。
また、日本では売られていない並行輸入品についても転売の絶好のターゲットになります。
この場合もやはり同じ商品を多量に出品している事が多いです。
その分、未使用である事の信ぴょう性は高くなります。
倫理的には転売品を選ぶ気持ちにはならないかもしれません。
しかし新品を欲するのならば選択肢の一つにしておきましょう。
実物の写真があるか否か
「本当は傷があるけれど、それを隠して高めに売りつけたい…」
そんな事を考える人が残念ながら存在します。
そういった人を避けるには、やはり実物の写真があるものを選ぶと良いです。
メーカーの公式HPからコピーした画像しかないような商品は、極力避けるようにしましょう。
選ぶにしても、実物の写真を確認してからです。
値下げについて
基本的に、出品者はやや高めの価格設定をする事が多いです。
その時の基準は大手通販サイトです。
買う側だけではなく、売る側も大手通販サイトを確認しているのです。
何故かというと、メルカリは値下げ交渉が当たり前だから。
出品者はそれを踏まえて売価を決めているのです。
そのため、値下げ交渉しない事は損になりがち。
希望額を伝える機能もありますから、買う気持ちがあるなら思い切って値下げ額を伝えてみましょう。
値下げ可能額について
上に書いた表をそのまま参考にすればOKです。
注目度の高い商品だと大手通販サイトとの差額はそこまで大きくならないですが、マイナーなものであれば新品であっても2割引き程度であれば狙える可能性があります。
使用品については、実物の写真を確認した上でどれだけの値段で買いたいかを伝えましょう。
ジャンクは出品者側もオマケ程度にしか考えていないケースがあるので、思い切って大幅な値下げを伝えてみるのが良いでしょう。
状態 | 目標額 |
---|---|
新品 | 大手通販サイトよりも5~20%安い額を目指す |
使用品 | 大手通販サイトよりも20~70%安い額を目指す |
ジャンク | 大手通販サイトよりも70%以上安い額を目指す |
送料の出品者負担について
「値下げ交渉は気が引ける…」という方は、送料だけでも出品者負担にしてもらうよう伝えましょう。
理由は二つあります。
- 送料は値下げ交渉の材料にしやすい
- ロッドは送料が高くなりがち
メルカリをやっていると、大幅な値下げ交渉を見ることが多々あります。
例えば1万円の商品に対し5千円下げてほしいとか。
明確な理由なき大幅な値下げ交渉はなかなか通りにくいです。
かといってどれだけの値下げ額であれば交渉が通るのか、予想が難しいのも事実。
そんな時に値下げ交渉の材料にしやすいのが、送料の出品者負担です。
出品者側から見ても「そのぐらいなら良いか」と思えますし、購入者側も遠慮せずに要求できるラインと言えるでしょう。
クーポンの有無
メルカリでは不定期に割引可能なクーポンが配布されます。
割引分を負担するのは出品者ではなくメルカリ側。
そのため、クーポンが配布されている期間であれば確実に利用するようにしましょう。
まとめ
メルカリで物を買う際は以下を確認しておきましょう。
- 相場…大手通販サイトで確認を!
- 商品の状態…新品or使用品orジャンクのどれか!実物写真で詳細を確認!
- 値下げについて…新品でも大手通販サイトより安く!使用品は状態を見て交渉。ジャンクは思い切りで!
- クーポンの有無…不定期だが、ある場合は確実に利用を!
コメント